2021.12.23 スタッフブログ

【出展報告】第12回 フィルムテック ジャパンにご来場いただき、ありがとうございました!

<弊社ブースの様子。昨年のデザインを改善し、できる限り壁を取り除いた風通しのいいブースにしました。>

12月8日-10日の3日間、幕張メッセで開催されました『第12回 フィルムテック ジャパン(高機能フィルム展)』に出展いたしました。

新型コロナウイルス感染症についてはまだまだ予断を許さない状況ですが、幸いにも日本国内では新規感染者数が低く押さえられていることもあってか、今展の来場者数は昨年比の225%となる40,629名であったと発表がありました。おかげさまで、弊社ブースには3日間で約460名のお客様がお立ち寄りくださいました。
今回は新製品4点と、さらに開発中の製品も2点出展いたしました。

ヒューテックといえば、無地面・印刷面の外観検査装置を取り扱っている印象が大きいと思いますが、『全面厚さ計』、『赤外線カメラ温度監視システム』、『卓上密度計』、『超音波カメラ(開発中)』などなど、これまでにない様々なセンサータイプの検査装置も販売しております。

皆様のご意見・ご感想を交えながら、今展の説明担当の社員が製品をピックアップしてご紹介いたします。

出展品ピックアップ

『全面厚さ計』インライン測定で世界最速!
全面厚さ計

出展製品の興味度アンケートで見事第1位となりました!
多くのお客様に興味を持っていただき、嬉しく思います。

こちらの『全面厚さ計』は、従来のX線式ではなく、ラインカメラを採用した厚さ計です。
システムや画面などの構成がヒューテックの検査装置と似ていますので、検査装置ユーザーの方には設置イメージを想像していただきやすかったのではないでしょうか。
全面計測、さらに最大4層の同時測定が可能で、高速な製造ラインにも対応しております。 なお、1層辺りの厚みが30μm以下という基本的な条件がございますが、この測定限界は屈折率によっても変わります。40μmでも測定できた例もございますので、お気軽にサンプルテストをご依頼いただければと思います。
(本社 設計2課 長谷川)

 


『MaxEye.ColorX』高速カラー検査の新定番!
高速カラー検査 『MaxEye.ColorX』

こちらはカラーカメラを使った外観検査装置の最新モデルです。
会場でお客様から「欠点を検出しても、それがOKなのかNG欠点なのかが分からない」、「検査装置のおかげで流出は防げているけれど、歩留まりが悪くなってしまう」などのご意見をお聞きしました。このような場合、カラーカメラによる色弁別によって、OK/NG判定がより幅広く、容易になることをご説明したところ、「それなら解決できるかも!」と興味を持っていただけました。

またこちらの機種の注目ポイントである「検出回路数アップ」、「高速カラーカメラの搭載」、「処理速度の向上」も多くのお客様にご好評をいただけました。カラー検査に少しでも興味をお持ちのお客様は、お気軽にヒューテックへお声掛けください!
(京都支店 販売課 山下)


『X線式検査装置』微小金属異物を検出
微小金属検出用X線式検査装置

『X線検査装置』は、微小な金属粉を検出する機械です。X線を使用するため、付着した金属異物だけでなくシート内部の金属異物を検出することもできます。
また、検査装置のカメラも搭載しているため、従来の表面検査も可能となっております。
今回の展示で多くのお客様に装置をご覧いただき、今までにない用途のご相談もありました。弊社としても新たな販路を探している段階なので、いろいろな情報を伺うことができ、とても実りある展示会となりました。
金属異物でお悩みのお客様に、ぜひ一度、弊社の『X線式検査装置』をお試しいただきたいと思っております。
(東京支店 販売課 北村)


(開発中)『超音波カメラ』
現在開発を進めている『超音波カメラ』のパネルを展示いたしました。
超音波カメラは、人の耳では聞こえない音を聞き取り、生産現場の異常や予兆を可視化するシステム一体型の装置となります。
会場では、多くのお客様から「音で異常を感知するのは面白い!」「ヒューテックさんは検査装置だけではないんですね!」というお声をいただきました。
検査装置のヒューテックから、『日々、新しいことにチャレンジしているヒューテック』というイメージをお持ちいただけたようで嬉しい限りです。
中には超音波カメラを使用する具体的なイメージを持たれたお客様から、ぜひ試してみたい!というお声をいただきました。今後デモテストの受付実施も予定しておりますので、お気軽にお声掛けください!
(東京支店 販売課 田村)

 


(開発中)『枚葉全面検査装置』
本邦初公開! 開発中の『枚葉全面検査装置』を展示いたしました。

これまで多くのお客様から「最終製品に近い形状で検査したい」、「シートを打ち抜き後に検査したい」といったお声をいただいており、ご要望に対応するべく本製品の開発を進めております。

今展で初公開いたしましたが、早速「シートの形状はどんな形でもいいのか?」「シートのバリまで検出できるのか?」などといったご質問をたくさんいただきました!ありがとうございます!

まだ開発中の製品のためサンプルテストをご案内できずにおりましたが、2022年1月下旬ごろから受付を開始する予定です。少しでも気になられた方はヒューテックまでご相談ください!
(高松支店 販売課 多田)
※大変申し訳ございませんが、ご紹介しました開発中の製品2点につきましては資料を公開しておりません。資料やサンプルテストなどのご相談は、下記のお問い合わせフォームか、もしくは担当営業へお問い合わせください。

 

いかがでしたでしょうか?気になる製品がございましたら、お気軽に下記よりご相談ください。皆様のご連絡をお待ちしております!

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