2025.12.23 製品情報
【製品情報】検出シミュレーション機能がリリースされました!
設定変更の不安を事前に解消
検出シミュレーション機能がリリースされました。過去の欠点画像を使って閾値や画像処理の変更をその場で試し、実機を止めずに効果を確認できます。導入後の微調整を安心して進められるようになります。
導入背景:まずは「見て」納得したい
検査設定の微調整は、見逃しや誤検知のリスクが伴い、現場では変更をためらうことが多くあります。本機能は現場の不安を減らし、設定変更を安全に行えるように設計しました。
主な機能:画面で確認し、数値で判断
・画像表示による比較:実際に検出した欠点画像を読み込み、任意の回路を最大2つ選択できます。1次判定の閾値を変えることで、元画像上でどの部分が欠点として認識されるかを、明欠点:赤、暗欠点:青でそれぞれ表示します。変更前後の差が視覚的に把握できます。

(画像1:映像回路で閾値を2パターンに分けた場合)
・判定サイズの数値表示:検出された欠点の大きさを数値で確認でき、閾値変更の影響を定量的に評価できます。

(画像2:画像1の閾値に設定した場合の欠点詳細情報)
・画像処理(専門家向け)モード:強調処理など前処理のパラメータまで再現し、より深い検証が可能です。
・全体評価:単体の欠点評価だけでなく、ロットや製品群全体に対する影響をまとめて確認できます。
使えるシーン:導入当初から運用までお客様の設定変更を支援
・立ち上げ時の閾値決定
・品質基準の変更に伴う影響評価
・日常の微調整を安全に進めたい場合
導入効果:安心感と効率アップ
画面を見ながら設定を試すことで、試行錯誤が減り、設定にかかる時間が短縮されます。品質管理担当は変更後の影響を事前に確認して承認しやすくなり、オペレータは現場で安心して設定変更できます。結果として初期立ち上げ工数の削減や品質トラブルの未然防止につながります。
サポート/お問い合わせ デモソフトを用いた操作デモも可能です。サンプルテスト立会等、ご来社いただければ、貴社の製品の検査データを使った検出シミュレーション機能も体感いただけます。担当営業までお気軽にお問い合わせください。
