厚さ計
厚さ計とは

厚さ計とは

トラバースタイプ

プラスチックフィルムや金属箔をはじめ、粘着剤のコーティングなどの測定対象物上をトラバース走行しながら相対的な厚さ・坪量を測定します。トラバースごとに温度や湿度の影響を補正する機能も搭載しています。

全面計測タイプ

ディスプレイ用フィルムや電子部材用フィルム、軟包装材、各種コーティングなど、測定対象物の全面の厚さを測定します。厚さ30µm以下の透明な薄膜や塗膜、最大4層までの多層測定も可能です。

LINE UP

機種一覧

AccureX3

主な業界

プラスチックフィルム、2次電池電極材、
グリーンシート、金属箔、不織布

軟X線の透過量の変化から厚さ・坪量を測定。検査環境に影響されない補正機能・1000品種の測定条件を登録可能。

FEATURE

特徴

高精度

幅方向に対して1mmピッチのデータを測定・表示します。
トラバース毎に温度・湿度による影響の補正を行ない測定誤差を最小限にします。

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安心・安全

低エネルギーのX線を使用していますので安心・安全です。
X線作業主任者が不要です。β線と異なり電源を切るとX線は照射されません。
※労働基準監督署への届け出は必要です。

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イージーオペレーション

自動で吸収係数が算出できます。
測定条件を1000品種登録できます。
目的にあったグラフが表示できます。

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長寿命

電源装置の工夫により、X線管の寿命が従来の約3倍(当社比)になりました。

幅広いご要求に対応

新駆動方式の採用により、広幅製品の厚さ計測が可能です。
粘着テープの粘着層や塗工フィルムの塗工層などの厚さも測定できます。

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軽量/省スペース

X線、受光センサー駆動系をコンパクトにまとめました。

AccureX jr.

主な業界

プラスチックフィルム、2次電池電極材、
グリーンシート、金属箔、不織布

コンパクトだけど高精度。簡単に操作できる卓上厚さ計。テーブルをスライドするだけで1mm毎にデータ測定。

FEATURE

特徴

とにかく簡単

テーブルをスライドさせるだけで1mm毎のデータを測定・表示します。
複数ポイントを何回も繰り返して測定する必要はありません。
指定エリアの最大値、最小値、平均値、R値、σ値が自動表示されます。

高精度

インライン用厚さ計AccureXと全く同じ、X線透過方式で測定します。
非接触で測定しますので、誰が測定しても同じ結果となります。
スライドさせる度に、空気層補正が働きます。

安心・安全

低エネルギーのX線を使用していますので安心・安全です。
X線作業主任者が不要です。
電源を切るとX線は照射されません。
電源装置の工夫により、X線管の寿命が従来の約3倍(当社比)になりました。

AccureS

主な業界

電子部品用フィルム、コーティング膜、
ディスプレイ用フィルム、シリコンウェハ酸化膜

薄膜の高精度測定を実現した分光式薄さ計。厚さ100μm以下の表面が平滑で透明な塗膜・基材に対応。

FEATURE

特徴

薄膜に特化した高精度測定

測定部が幅方向にトラバースし、1mmピッチのデータを測定・表示します。
解析方法はカーブフィッティング法とFFT(高速フーリエ変換)法の2パターンを選択でき、
素材に合わせて最適な解析法を選択できます。

安心・安全

放射線を使用した厚さ計ではないため、管理者や管理資格が不要です。

イージーオペレーション

累計出荷台数400台超のX線式厚さ計AccureXのオペレーション画面を踏襲。
測定条件を1000品種登録できます。
目的にあったグラフが表示できます。

多層同時測定

3層までの多層測定に対応しており、層毎の測定ができます。
3層測定に対応した3画面で各層の測定結果を同時に表示できます。

全面厚さ計

主な業界

電子部品用フィルム、コーティング膜、
ディスプレイ用フィルム、シリコンウェハ酸化膜

業界初のインライン全面膜厚計測システム。独自アルゴリズムと信号処理基板により高速処理を実現。

FEATURE

特徴

全面インライン測定

従来のトラバース方式では不可能だった製品全面の厚さ測定による品質保証が可能です。

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厚さ異常を自動検査

検査機能を搭載しており、スポット性、周期性の厚さ異常が検知できます。
検査装置では検出困難な欠点でも、厚さに起因するものであれば検知可能です。

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独自の高速処理技術

ヒューテック独自のアルゴリズムと、信号処理基板を用いた高速処理によって、
インラインでリアルタイム測定に適用できます。

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多層同時測定

4層までの多層測定に対応しており、各層の厚さを同時に測定できます。

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安心・安全

放射線を使用した厚さ計ではないため、管理者や管理資格が不要です。

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MERIT

導⼊のメリット

厚さ計の導入により以下のことが実現可能になります

01原料のロスを削減できる 02省人化によって人件費を削減できる
03膜厚判断基準の属⼈化を防ぎ
品質安定につながる
04ログを残すことができ
管理漏れを防ぐ
05厚さのムラを画面で確認できるため、
成膜状況が一目でわかる
06管理機区域が不要で、導入・運用がしやすい
※労働基準監督署への届け出は必要です。

FLOW

導⼊のフロー

導⼊のフロー











STEP.1
お問い合わせ
STEP.2
要求仕様および運用のヒアリング
STEP.3
厚さ測定対象のサンプルテスト

サンプルテストについて詳しく⾒る

STEP.4
仕様提案
STEP.5
仕様の最終打ち合わせ
STEP.6
ご発注
STEP.7
生産
STEP.8
出荷前の立会検査
STEP.9
納品・現地調整